2015.05.13
イベント
第47回利活用セミナー「インターネット前提社会における経済の発展と信頼の醸成」
講演録(要旨):本ページ プログラム内に掲載
Internet of Things や Cyber Physical Systems と言われ様々なセンサーによって収集された情報をリアルタイムに解析しそれらを活用したサービスを提供することが、現実味を帯びてきました。
本セミナーでは、このようなインターネット前提社会における情報産業がどのような方向性で進んでいくのか、最新動向と共にご紹介します。
開催概要
主催 | 一般財団法人日本情報経済社会推進協会(JIPDEC) |
日時 | 2015年5月21日(木)14:00-16:20(受付開始13:30) |
場所 | 六本木ファーストビル 1F JIPDEC会議室(東京都港区六本木1-9-9) |
定員 | 70名(定員になり次第受付は締め切らせていただきます。) |
参加費 | 次世代フォーラム会員企業の方: 無料 一般: 5,400円(消費税400円込) (当日会場にて現金でのお支払いをお願いいたします。) 会員企業の方はどなたでも無料でご参加いただけます。 |
お申し込み | お申し込み受付は終了しました。 |
プログラム
13:30 受付開始
14:00-14:45 個人からモノへ IoT時代の情報産業の進化を考える
慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科
特任講師(非常勤) 植木 淳朗 氏
IoTのインフラが整備されることで、インターネットの末端はこれまでの個人ごとの情報端末という単位から、より細分化されたミクロなモノへと分散します。
情報源はスマートフォンだけでなく、あらゆるロボットやサイバネティック機器、自動車などのパーツ、環境に埋め込まれたセンサ、個人所有の複数のスマートデバイスなどへと多様化し、これまでとは比べ物にならない情報の洪水が起こります。これらの情報は適切に取得され、組み合わされ、解析されることで無限のビジネスチャンスの宝庫となる一方、これまで以上の情報の混乱や漏洩の危険性などをもたらすでしょう。
先端研究などを踏まえながらこの情報産業の進化について探ります。
14:45-15:30 脱パスワードに向けた次世代認証方式 FIDO の取り組み
Yahoo! JAPAN研究所
上席研究員 五味 秀仁 氏
近年、パスワードの漏洩に伴う被害などから、パスワードの脆弱性の問題が指摘されています。
この問題に対する解決策として、次世代認証の業界団体 FIDO Alliance では、生体認証や所有物を組み合わせた多要素認証技術を提案し、その技術の標準化を目指しています。
そこで、本セミナーでは、FIDOに関わる動向や技術内容をご紹介いたします。
また、Yahoo! JAPANも他のグローバル企業と同様にFIDOに参加しており、その取り組みをご紹介致します。
さらに、経済産業省ID連携トラストフレームワークとの関連性に関してもご説明致します。
15:30-15:40 休 憩
15:40-16:20 オンライン完結型社会における基盤
JIPDEC 電子情報利活用研究部
第1課課長 保木野 昌稔
2017年1月にマイポータル・マイガバメントが構築され、運用が開始されます。
マイポータル・マイガバメントを活用し、民間のサービスをID連携によって接続することによって「オンライン完結型のサービス社会」の実現が期待されています。
「オンライン完結型のサービス社会」の実現に向けたトラストフレームワークの役割について、ご紹介します。