標準企業コード
「標準企業コード」とは
「標準企業コード」は、様々な業界、企業グループの電子データ交換・オンライン取引で採用されている企業を特定するためのコードです。主にEDI(電子データ交換)で業界横断的に採用されており、2022年2月末現在、約32,500件の法人・個人事業主が利用しています。
「標準企業コード」は、一般財団法人日本情報経済社会推進協会(JIPDEC)の登録商標です(登録商標 第5430087)。
JIPDECは、ISO/IEC 15459-2、ISO/IEC 6523及び国連CEFACT(貿易円滑化と電子ビジネスのための国連センター)データエレメント3055の各標準において企業コードの発番機関として登録されており、企業からの申請に基づき「標準企業コード」の登録・管理を行っています。
採用・利用のメリット
それぞれの企業が取引先に対して独自の方法でコードを振ると、コードを振った企業では、コードの付番や管理が面倒になり、コードを振られた企業では、複数の取引先から異なるコードを振られることになります。
「各取引先からそれぞれ異なるコードを振られて、取引のたびに混乱する」
「取引先が増えるたびにコードを発番したり、管理したりするのが面倒」
「取引先ごとの調達履歴の分析や需要予測に時間がかかって、リアルタイムな経営効率化が図れない」
「標準企業コード」を採用すれば、このような手間や煩雑さから解放されます。
電子申請・デジタル化への取り組み
2021年より、標準企業コードの手続きは順次電子申請、デジタル化を進めています。