一般財団法人日本情報経済社会推進協会

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ウイルス

読み方

ういるす

ウイルス(別名:コンピュータウイルス Computer Virus/Virus)

他人のパソコンに侵入して意図的に何らかの被害を与えるプログラム。プログラムやデータ等のファイル破壊、異常動作誘発、外部へのデータ流出などを起こす。通常の病気と同じように他のパソコンへ感染することにより増殖するという特性がある。

メール受信時に感染することも多く、メール受信時には注意が必要。例えば、HTML文書中に埋め込まれたスクリプトと呼ばれる小さなプログラムをメールソフトのブラウザ機能を悪用して実行するウイルスがあり、大規模感染へ発展したこともある。

コンピュータウイルス対策基準(平成7年7月制定)では、1.自己伝染機能、2.潜伏機能、3.発病機能のうち、1つ以上を有するもの、としている。

(1) コンピュータウイルス(以下「ウイルス」とする。)
第三者のプログラムやデータべースに対して意図的に何らかの被害を及ぼすように作られたプログラムであり、 次の機能を一つ以上有するもの。

(1)自己伝染機能
 自らの機能によって他のプログラムに自らをコピーし又はシステム機能を利用して自らを他のシステムにコピーすることにより、 他のシステムに伝染する機能
(2)潜伏機能
 発病するための特定時刻、一定時間、処理回数等の条件を記憶させて、発病するまで症状を出さない機能
(3)発病機能
 プログラム、データ等のファイルの破壊を行ったり、設計者の意図しない動作をする等の機能
(出典:コンピュータウイルス対策基準(平成7年7月制定))